ビジネス(特に合法的なもの)を行う場合、融資を受け、ヒトとモノを揃え、販売し、キャッシュを回していくという一連の作業は、様々な商習慣やビジネスマナー、会計や法律の下で行われています。
ビジネスが、いかにキャッシュを生み出すかというゲームと仮定した場合に、会計や、税法はゲームを行う前提となるルールです。
言うまでもないことですが、ゲームはルールを知っている人に有利に働きます。
開業当初は何とか利益を捻出しようと頑張っていたのに、決算期(只、税務署の都合で定められただけの)を迎え、突然、利益を消そうとするのは何故でしょう?他の選択肢は無いのでしょうか?
合法的なビジネスを行おうとした場合、税金を支払った方が、むしろキャッシュは残るのです。このことに気が付いていない企業が多いことも事実です。
会社の為に、策を講じた結果、方向性を違うことで企業の力を削いでいるのです。
さて、企業の競争優位はどこで確保していくべきでしょうか?
ルールを把握した上で、戦い方を定める(経営戦略と言われます)ことは、企業の
優位性の確保に大きく役立ちます。